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コロナで成長した企業はある?コロナ禍でも成長した企業と特徴を解説

  • 公開日:2021-04-17 19:37:23
  • 最終更新日:2021-04-17 19:41:46
コロナで成長した企業はある?コロナ禍でも成長した企業と特徴を解説

コロナの感染拡大により、多くの企業が多大なる影響を受けています。「コロナショック」と言われるほど、経済的なダメージは大きく、倒産を余儀なくされた企業もあります。また、コロナの影響により、今の会社に不安や不満を感じて、転職を考えている方も多いと思いますが、「コロナ禍で成長している企業はある?」と気になることがあるのではないでしょうか?

この記事ではコロナ禍で転職を考えている方に向けて、コロナをきっかけに成長した企業について解説します。コロナ禍でも成長した企業の特徴や、転職を成功させるポイントもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。


コロナで成長した企業はある?


コロナ禍で成長した企業はある?

コロナの影響を受けた企業は多いですが、その一方で成長した企業もあります。
コロナ感染拡大のなか、2020年に売上高や利益を上方修正した上場企業は、551社あることが結果として出ています。上方修正額の合計は売上高で2兆8,159億9,900万円、最終利益が7,952億9,000万円に達しています。
上場企業は3,837社あるので、全体の14.3%の企業が成長したという結果になり、特に2020年10以降に業績を成長させた企業が多いです。10月以降は経済活動の再開や「Go To キャンペーン」などの施策によって、業績を成長されたと考えられます。
※上方修正とは、企業が決算において以前掲げていた予想利益などの数字を引き上げること。


コロナで成長した企業が多い業種

コロナで成長した企業は合計で551社になり、業種別に分けると下記の通りです。
製造業:214社(38.84%)
小売業:88社(15.97%)
サービス業:84社(15.25%)
情報・通信業:79社(14.34%)
卸売業:52社(9.44%)
その他:34社(6.17%)

製造業では「マスク・アルコール」などコロナの感染拡大を抑える商品や、食料・家電など生活に欠かせない商品を製造している企業が成長した傾向があります。
また、人々が自宅で過ごす時間が増えてインターネットへのアクセスが増えて、オンライン事業を展開する情報・通信業も成長している傾向があります。IT関連の企業ではリモートワークなどの感染予防対策を行いやすい業種でもあるため、コロナ禍でも業績を伸ばせた要因につながりました。

出典:2020年 上場企業「新型コロナウイルスによる業績上方修正」調査


コロナで成長した企業


コロナ禍で成長した企業一覧

コロナで成長した企業の事業内容などを具体的にご紹介します。大きく業績を伸ばした企業を中心にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


楽天株式会社

楽天株式会社は、コロナをきっかけに成長した企業の1つです。
コロナが流行する前からIT業界で最大級の規模を誇っていましたが、コロナをきっかけに業績を伸びしています。
楽天株式会社では、クレジットカード・証券・モバイル・トラベルなどさまざまな事業を展開していて、「楽天市場」として開設したネットショッピング事業が大きな柱です。
しかし、楽天株式会社はコロナの影響により業績を低下させた事業もあり、「楽天トラベル・楽天チケット・楽天カード」などは低下しましたが、コロナによって大きく成長した事業は、「楽天市場・楽天24・楽天ブックス・楽天西友ネットスーパー・楽天証券・楽天モバイル」などのEC・通信事業が大きく業績を上げたため、会社全体では大きな成長を遂げています。


BASE株式会社

BASE株式会社は、コロナをきっかけに成長した企業の1つです。
BASE株式会社が手掛けているのは、「BASE」という、誰でも簡単にネットショッピングを始められるプラットフォームです。
テンプレートから好きなデザインを選択するだけで、自分のネットショッピングを開設でき、決算機能も簡単に取り入れられる仕組みが多くの人気を獲得しています。
BASE株式会社では、コロナの影響により実店舗の休業を余儀なくされた事業者にとってピッタリなサービスを提供していたことから、2020年3月から4月にかけて流通総額を2倍に伸ばしました。
また、2019年には80万店舗だった加盟店は、2020年7月までに110万店舗まで増加し、BASE自体を大きく成長させました。



株式会社ビビットガーデン

株式会社ビビットガーデンは、コロナをきっかけに成長した企業の1つです。
株式会社ビビットガーデンでは、「食べチョク」という、生産者と消費者をオンランでマッチングするプラットフォームを運営しています。農産物や海産物をオンラインで販売する新しいサービスを提供したことで、多くのユーザーから人気を獲得していて2020年4月〜6月の2カ月間で契約生産者数は約2倍に増加しました。
さらに、流通額は2月から5月の3カ月間で約35倍まで伸び、購入者の目標契約件数は1年前倒しで達成する形になってしまうほど、成長しました。
コロナ禍の緊急対策として送料の一部を株式会社ビビットガーデンが負担していたため、大きな利益は出ていませんが、コロナをきっかけに成長した企業だと言えます。


株式会社ココナラ

株式会社ココナラは、コロナをきっかけに成長した企業の1つです。株式会社ココナラでは「ココナラ」という、個人が「得意なこと」「好きなこと」をインターネット上で直接売買ができるスキルシェアサービスを展開しています。
WEBデザイン・WEBプログラマー・動画制作・マーケティング相談・恋愛相談など、多種多様なスキルサービスが販売されていて、出品数は200種以上のジャンルから30万点を超えています。コロナの感染拡大が深刻化した2020年4月〜5月には出品数を前年比の約2倍に急増しました。
コロナによって外出を制限されたことや、在宅勤務により自分の時間が増えたことによって、出品数が急増したと考えられます。
コロナの感染拡大対策は継続して行われる可能性が高いので、株式会社ココナラの成長は今後も続くと推測できます。


コロナで成長した企業の特徴


成長した企業の特徴

コロナをきっかけに成長した企業には、いくつか共通している特徴があります。
共通している特徴を理解して転職先を選ぶことによって、転職したことを後悔する可能性を低くできます。転職を考えている方は、下記の特徴を参考にしてみてください。


インターネットで完結する

コロナで成長した企業の特徴として、インターネットで完結するということが挙げられます。
この記事で何度もお伝えしている通り、コロナの感染拡大対策として外出が制限されて、対面でサービスを受ける機会が減っています。また、外出することでコロナに感染するリスクがあるので、インターネット上で完結するサービスを提供している企業は、成長している傾向があります。
上記でお伝えした4つの企業は、全てインターネット上で完結するサービスを提供しています。
今後もコロナの感染拡大対策として外出を制限されることが考えられるため、インターネットで完結するサービスを提供している企業は成長を続けるでしょう。


生活に必要なサービス・商品を提供している

コロナで成長した企業の特徴として、生活に必要なサービス・商品を提供しているということが挙げられます。コロナ感染拡大対策として外出を制限されている状態でも、生活に必要なサービス・商品は購入する必要があります。
また、コロナによって必要になった「マスク・アルコール」などは品切れが多発するほど売れたため、そのような商品を販売していた企業は、大きく成長したと考えられます。
そして、上記ではお伝えしていませんがが、コロナをきっかけに「イオン株式会社」は大きく成長しました。
その理由は、生活に必要不可欠な食料品を取り扱う大型スーパーを展開していたからです。その他にも、生活に欠かせない医療・福祉業界でも、成長した企業が多い傾向にあります。


巣ごもり消費に関連している

コロナで成長した企業の特徴として、「巣ごもり消費」に関連しているということが挙げられます。
巣ごもり消費とは、コロナの影響により新しくできた言葉で、自宅にいながら買い物をしたり、ネットでの娯楽を楽しんだりするなどの、新しい消費者行動を指しています。
巣ごもり消費は、「おうち時間充実型・自己投資型・癒やしリラックス型・趣味に没頭エンジョイ型」など7種類に分けられて、これらに関連しているサービスを提供している企業は成長しています。
上記でお伝えした4つの企業は巣ごもり消費に関連していますし、動画コンテンツサービスを提供しているNetflixや、家での娯楽を充実されるゲームを販売している任天堂なども関連しています。コロナが終息した後でも、巣ごもり消費は続くことが推測されるため、関連したサービスを提供している企業は、今後も成長を続けると考えられます。


コロナで成長した企業へ転職できる?


成長した企業への転職はできる?

コロナで成長した企業へ転職することは可能です。
成長しているということは仕事量が増えていると考えられるため、人手の確保を求めて求人を出している企業が多い傾向にあります。転職市場ではコロナの影響により求人は一時減少しましたが、2020年4月以降は求人が増え続けています。特にIT・WEB業界はコロナ前から人手不足が問題視されていたので、多くの求人が掲載されています。
そして、「コロナが終息してから、転職活動を始めよう」と考えている方が多いため、コロナ禍の転職は「チャンス」だと考えることができます。


同業他社への転職がおすすめ

コロナで成長した企業への転職を希望する場合は、同業他社への転職がおすすめです。
同業他社への転職を希望することで、経験者として扱われます。転職市場において経験者は需要が高いとされているため、自分の希望通りに転職を成功させられる可能性を高められます。また「同職種」への転職は、さらに成功率が高くなります。
※同職種とは、業界も職種も変えないことで、即戦力で活躍できる人材として採用してもらいやすいです。


コロナ禍でも転職を成功させるポイント

コロナ禍の転職活動で、自分の希望通りに転職を成功させることは難しいです。
ただし、いくつかのポイントを抑えることで、コロナ禍でも希望通りに転職を成功させられる可能性を高められます。コロナ禍でも転職を成功させるポイントをいくつかご紹介します。


転職先で活かせる資格を取得する

コロナ禍で転職を成功させるには、転職先で活かせる資格を取得することが大切です。
資格を取得することで、自分が身に付けているスキルや知識を簡単に証明することができ、採用担当者からも信頼されやすくなります。
また、中途採用では即戦力で活躍できる人材が求められるため、資格を取得していることは1つのアピールポイントになります。
そして、資格を取得するときは、転職先で活かせるものを取得するようにしてください。難易度の高い資格になればなるほど、採用担当者からの信頼を得ることができ、転職成功率を高められます。
社会人で資格を取得するコツに関しては「忙しい社会人でも資格を取れる勉強法!忘れたくても忘れられない記憶術とは?」を参考にしてみてください。


WEB面接の対策を行う

コロナ禍で転職を成功させるには、WEB面接の対策を行うことが大切です。コロナの感染拡大対策として、面接は対面ではなく、WEBで行っている企業が増えています。
WEB面接では、対面よりも発言や表情が伝わりづらく、インターネット環境によってはタイムラグが生じることもあるので、しっかりと対策しておく必要があります。
特にインターネット環境の不備は採用担当者にマイナスのイメージを与えてしまうため、しっかり整えることが大切です。

WEB面接に関することは「【ゼロから分かる】Web面接の流れを徹底解説!事前準備や注意点もご紹介」を参考にしてみてください。


転職支援サービスでサポートしてもらう

コロナ禍で転職を成功させるには、転職支援サービスでサポートしてもらうことが大切です。
転職活動は「1人でやり遂げるもの」と認識している方が多いかもしれませんが、転職支援のプロである転職支援サービスにサポートしてもらった方が、成功率が高まります。転職支援サービスでは、担当の転職コーディネーターが1人付き、求人紹介から条件交渉まで代行してくれます。
また、転職サイトには公開されていない「非公開求人」にも応募できるようになります。そして、転職支援サービスは「無料」でサポートしてくれるので、活用して損をすることはないです。


まとめ


まとめ

この記事ではコロナをきっかけに成長した企業についてお伝えしました。この記事でのポイントは以下です。

・上場企業のうち14.3%の企業がコロナ禍でも成長している
・生活に必要不可欠なサービスを提供している企業は成長している
・コロナで成長している企業は「巣ごもり消費」に関連している
・コロナ禍での転職は「同業他社」がおすすめ
・資格を取得することで採用担当者からの信頼を得られる
・事前にWEB面接に対する対策を行うことが大切

コロナの影響を受けた企業は多いですが、その一方で成長した企業もあります。コロナの感染拡大対策として外出が制限されるようになり、インターネットでサービスが完結するIT・WEB業界は著しく成長した企業が多いです。IT・WEB業界への転職を考えている方は、
IT・WEB業界の転職に特化している転職支援サービス「Works」を活用して、成長している企業への転職を成功させましょう。



【著者】

崎谷炳寛

「どこよりもわかりやすく、本当に知りたいことだけを伝えられる」がモットーのライター、崎谷です! IT業界への転職にまつわる情報をWorksのお役立ちBlogにて発信しています!