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(2021年度)基本情報技術者試験とは? 日程や内容を詳しく解説!

  • 公開日:2021-02-18 10:27:04
  • 最終更新日:2021-02-18 10:26:53
(2021年度)基本情報技術者試験とは? 日程や内容を詳しく解説!


基本情報技術者試験は、ITエンジニアの基礎としての一定の知識・技能があることを証明できる国家試験です。

ITエンジニアの入門試験にもなっています。


このページでは、

・基本情報技術者試験とは(概要)

・試験内容

・試験日程


について解説をしています。

基本情報技術者試験に興味がある方は、ぜひ参考にしてください!


また、基本情報技術者試験の難易度や勉強時間などについて知りたい方はこちら

『基本情報技術者試験の難易度・勉強時間は? 勉強方法や必要な知識なども解説!』

参考にしてください。



基本情報技術者試験とは

試験勉強の写真


経済産業省が実施する、ITエンジニアの基礎としての一定の知識・技能があることを認められた国家試験 です。

国家試験なので、一度合格すれば生涯有効な資格です。


IPA(情報処理推進機構)による、基本情報技術者試験の公式ページでは、

「ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。
しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。」


と記載されています。

基本情報技術者試験は、IT系の仕事に従事するエンジニア等の入門試験といえるでしょう。




メリット

メリットの写真


基本情報技術者試験を合格しておくと以下のメリットを得られることがあります。


1.IT系の就職・転職で有利になる

基本情報技術者試験は、自身のスキルレベルを簡潔に理解してもらえるところが利点です!

履歴書や経歴書だけで、ある程度のレベルがあることを判断でき、就職や転職で有利に働きます。


自身の技能や知識を証明するため、「知識があります!」と言うだけでは、明確な技能・知識の証明、というのは難しいです。

ましてや、新卒や実務経歴が少ない方の証明は、それよりも困難だと言えます。

しかし、国家試験である基本情報技術者試験があることで明確なレベルを知ってもらえます。


また、基本情報技術者試験は元の試験である「第二種情報処理技術者試験」から約50年以上続く、歴史のある試験です。

その為、認知度も非常に高く、IT系の企業に従事していなくても知っている方は多いはずです。


就職・転職だけではなく企業内での評価においても十分に有利に働くことでしょう。



2.企業内での評価UP・資格手当が見込まれる

企業によっては、企業内での査定が上がったり、資格手当がつくところもあります。

また、企業で基本情報技術者試験を受験するよう勧められるケースも多くあり、受験料の負担をしてくれる場合もあります。


自身のスキル向上だけではなく、目に見えた成果がついてくる点は大きいです。

ぜひ、自社(希望する会社)に確認をしてみましょう。



デメリット

基本情報技術者試験では、メリットが多くありますが、デメリットと言える点もあります


1.国内だけの利点?

基本情報技術者試験は国家試験のため、日本国内においては、大変有用な試験になっています。

しかし、外資系の企業においては、あまり重要視されない傾向にあり、デメリットと言えるでしょう。


IT業界は、外資系企業の参入が多くあります。

国内で効力を持つ基本情報技術者試験よりも、外資系の企業では、世界的に有用性を認められたベンダー資格の取得を推奨されることが多いです。

しかし、ない人よりもプラスに査定してもらえることは間違いありませんので、取っておいてマイナスになることはないです。




受験者数・合格率


   <基本情報技術者試験 合格率推移表>

合格率推移表


  <基本情報技術者試験 合格率推移グラフ>

合格率推移グラフ

参考資料:IPA統計情報(推移表)より一部抜粋

※合格率は、小数点以下を四捨五入した数値となっています


直近7年間の平均合格率は、約25%です。

受験した人の約5人に1人が合格する確率となっています。

基本情報技術者試験と同範囲で行われるITパスポート試験(問われる内容は易しい)の平均合格率が約50%となっていることからも、難しくなっていることが分かると思います。

・情報系の知識を幅広く要求され、ITの基本を問われる問題が多いこと。

・午後試験ではアルゴリズム、プログラミングなどの専門的な問題が出題されること。


以上の2点が、難易度が上がっている大きな要因です。






試験の内容

試験の写真


受験条件

基本情報技術者試験を受験するために、年齢制限や受験に必須の試験等はありません。

誰でもすぐに受験することができます。



試験内容

このページでは、令和3年度上期試験からの内容を記載しています。


※現在(令和2年度2月)は、令和2年度下期(10月試験)が延期となり1月~3月に行われています。

 令和2年度下期の試験内容を知りたい方は、こちら

 令和2年度 基本情報技術者試験

 をご覧ください。



令和元年までと令和2年度からの試験日程・方法における変更点

・令和元年までは、マークシート方式での試験が行われていました。

 しかし、新型コロナウイルスの影響により、令和2年度下期からCBT方式での試験に変更されました。


・令和元年までは、春期(4月)・秋期(10月)の年2回、それぞれ第3日曜日に全国の各会場で他の高度情報試験と共に行われていました。

 しかし、令和2年度からは、上期・下期と名称が変更され、開催日時も1ヵ月半程度の期間を設け、全国のCBT方式で試験ができる施設での受験となりました。


大きく、以上の2点(CBT方式/上期・下期)が変更されました。



試験要項(午前試験・午後試験)

基本情報技術者試験では、「午前試験」「午後試験」があります。

上記2つの試験、両方を受験し、合格する必要があります。

「午前試験」と「午後試験」では、出題形式が大きく違うため、それぞれ勉強方法や時間配分など工夫が必要です。

基本情報技術者試験は、以下の図のような内容で試験が行われます。


            <基本情報技術者試験 試験内容>

基本情報技術者試験 試験名


・免除試験とは、午前試験が免除になり、午後試験のみ受験する試験です。


・試験名の「午前試験」「午後試験」「免除試験」 は試験名称です。

 午前試験とは、「午前に受ける試験」、と言うことではありません。

 あくまで、試験の内容を分類するために設けられている名称ですので、午前試験を午後の時間帯、または午後試験を午前の時間帯に受験することが可能です。


午前試験は、150分で80問すべてに解答します。


午後試験は、文章問題になっていて全11問あります。

11問の中から5問を選び解答します。

1問ずつそれぞれ、3、4つほどの設問から成り立っているため、5つ問題を解く、と言うことではありません。


午前試験・午後試験の概要や試験範囲について詳しく知りたい方は、こちら

基本情報技術者試験 午前試験 午後試験

をご覧ください。



受験申込方法

オンライン受付・電話による予約等で受験の申し込みができます。

試験の予約には、プロメトリックIDの取得が必要になります。


ID取得後は手順に沿って、予約手続きを進めてください。

詳しい試験予約手順は、

 プロメトリック オンライン受付 

をご覧ください。


また、予約受付期限については、こちら

 プロメトリック 試験予約前の確認事項 

をご覧ください。


<予約に際しての間違えやすい注意事項>

・試験名の「午前試験」「午後試験」「免除試験」は試験名称であり、予約可能な時間帯を示すものではありません。

 午前試験を午後の時間帯、または午後試験を午前の時間帯に予約することが可能です。

・予約に関しては、午前試験 ⇒ 午後試験の順での予約となります(午後試験からの予約はできません)。

・受験に関しては、午前試験 ・ 午後試験のどちらからでも受験できます(午後試験を先に受験も可)。

 ※免除試験の方は、午後試験のみの予約です。

・予約の変更はできますが、キャンセルはできません


より詳しい、予約に関する注意事項については、こちら

 プロメトリック 基本情報技術者試験 予約に関する注意事項の欄

をご覧ください。




出題範囲

出題範囲の傾向は、令和元年(2019年)までの試験を参考にしています。


          <基本情報技術者試験 出題範囲>

基本情報技術者試験 出題範囲図



午前試験・午後試験

午前試験においては、分野別にだいたいの問題数は決まっています。


基本情報技術者試験 午前問題数


「午前試験」

過去問題からの出題率が、約60~70%

新規の問題が、40~30%の割合で出てくる傾向にあります。

そのため、過去問題を繰り返し解くことで、本番の問題の正答率が上がると言われています。


分野別の問題数は、圧倒的にテクノロジ系の問題が多くなっています。

また、令和元年度試験から計算問題を増やす、と言うことが公式に発表されました。

そのため、時間のかかる計算問題の割合が大きくなっています。


「午後試験」

過去問題からの流用は、ほとんどありません。

午後試験は、文章問題になっていて全11問あります。

11問の中から5問を選び解答します。

1問ずつそれぞれ、3、4つほどの設問から成り立っているため、5つ問題を解く、と言うことではありません。



配点


           <基本情報技術者試験 問題別配点割合表>

基本情報技術者試験 問題別配点割合表


合格基準点は、60点となっていますが、あくまで基準点です。

自己採点で60点に到達していても、不合格になるパターンがあります。

できるだけ、高得点を取得することが必須です。


60点でも合格できない理由は、こちら

基本情報技術者試験 午前試験 午後試験 

で詳しく解説をしています!



試験方法

基本情報技術者試験では、令和2年度より CBT方式での試験 を行っています。


CBT方式とは、「Computer Based Testing」の略で、コンピュータを用いて問題にマウスやキーボードから回答をすることです。


4つある選択肢(下記、ア・イ・ウ・エ)から、1つ選ぶ形式で行われます。


例題 

BYODの説明,及びその情報セキュリティリスクに関する記述のうち,適切なものはどれか。


ア 従業員が企業から貸与された情報端末を,客先などへの移動中に業務に利用することであり,
  ショルダハッキングなどの情報セキュリティリスクが増大する。

イ 従業員が企業から貸与された情報端末を,自宅に持ち帰って私的に利用することであり,
  機密情報の漏えいなどの情報セキュリティリスクが増大する。

ウ 従業員が私的に保有する情報端末を,職場での休憩時間などに私的に利用することであり,
  セキュリティ意識の低下などに起因する情報セキュリティリスクが増大する。

エ 従業員が私的に保有する情報端末を業務に利用することであり,
  セキュリティ設定の不備に起因するウイルス感染などの情報セキュリティリスクが増大する。


(平成28年春期 問42より)



結果(履歴書への記載)

受験をした月の、翌月末に発表予定となっています。

例えば、5月中に受験をした場合、日にちは関係なく、全て6月末に結果が発表ということです。


発表サイト:合格者受験番号一覧・合格発表日・合格証書発送日・官報公示日 


試験実施期間の最終日終了時点において、午前試験、午後試験のどちらか一方しか受験していない場合、その結果を次回以降に持ち越すことはできず、不合格となります。


また、履歴書への記載は合格日を書きます。

例えば6月30日に合格発表があり、合格が確認できた場合には、

「令和3年6月30日 基本情報技術者試験 合格」


と、履歴書に記載します。


試験の内容は、以下の試験要項・シラバスを参考にしています。

 情報処理技術者試験  試験要綱 

 基本情報技術者試験(レベル2)シラバス 




日程・場所

試験日程の写真


令和元年までは、応用情報技術者試験同様、春期(4月第3日曜日)・秋期(10月第3日曜日)で行われていました。

しかし、コロナウイルスの影響により、令和2年度より以下の

上期(5月頃)

下期(10月頃)


上記日程で行われることになりました。


※現在(令和2年度2月)は、令和2年度下期(10月試験)が延期となり1月~3月に行われています。

 令和2年度下期の試験内容を知りたい方は、こちら

 令和2年度 基本情報技術者試験

 をご覧ください。



試験日程

令和3年度上期試験

基本情報技術者試験:2021年5月1日(土)~2021年6月27日(日)<予定>


令和元年までは、春期4月の第3日曜日、秋期10月の第3日曜日に実施されていました。

(身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方については、筆記による方式の試験(特別措置試験)を、春期、秋期の年2回、実施します)


しかし、コロナウイルスの影響などにより、令和2年度より上期・下期に名称が変更され、日程も1か月半ほどの期間を設け実施される予定になっています。


また、今回発表されている令和3年度上期試験は、あくまで<予定>となっています。

新型コロナウイルスの影響で、また実施期間が変更になる場合があります。

IPAのサイトをご確認ください。


参考サイト:令和3年度上期における基本情報技術者試験のCBT方式による実施予定について 


また、申し込みの受付時期については未定です。

情報処理技術者試験のサイトにて、申し込み等に関することが分かり次第発表されます。


参考サイト:情報処理技術者試験



<試験日程の注意事項>

・試験実施期間内で試験の申込みは1回までとなります。

・申込みの締切は試験日の3営業日前までとなります。

 (支払い方法によって申込の締切日が異なりますのでご注意ください。)

・基本情報技術者試験では、午前試験・午後試験の2つに受験する必要があります。

 午前試験とは、「午前に受ける試験」、と言うことではありません。

 あくまで、試験の内容を分類するために設けられている名称ですので、午前試験を午後の時間帯、または午後試験を午前の時間帯に受験することが可能です。


申込み締切について詳しくは、こちら

IT系資格試験: 試験予約前の確認事項 

をご覧ください。



試験会場

全国47都道府県にある、CTB方式の試験が実施できる会場での受験となっています。

また、会場ごとに日程が決められています。

会場によっては、受験申込が始まってすぐに満席になることもあるので、受験日を決めたら早めに申し込みをした方が良いでしょう。

受験したい都道府県ごと、会場ごとに日程は分かれていますので、詳しくは 

 試験開催状況・予約状況一覧 

をご覧ください。




試験当日の持ち物

持ち物の写真


以下の2点は、必ず持参してください。

・確認書

・本人確認書類


詳しくは、こちら

IT系資格試験: 試験予約前の確認事項 

をご覧ください。


 ※試験の実施に必要なパソコン等の機器、メモ用紙、シャープペンシルは、試験会場に設置されているものを使用するので、持参はできません。

 ※腕時計や携帯電話・スマートフォンの持ち込みもできません。




試験当日の流れ

試験当日の流れについては、こちら

プロメトリックによる試験当日の流れ 

に詳しく記載されています。試験前にぜひ一度ご覧ください。


<試験当日の注意事項>

・集合時刻は、試験開始の15分前です。

 集合時刻に会場にいない場合は、受験ができません。

・携帯電話、筆記用具、腕時計等の持ち物すべて、試験会場へは持ち込みができません

 会場に設置されているロッカーにすべての手荷物を入れてから、会場に入場します。

 (試験会場には、メモ用紙とシャーペンが用意されています。)

 


まとめ

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門と言われる国家試験です。

自身のキャリアアップのために、ぜひ合格を目指しましょう!


また、新型コロナウイルスの影響で、試験方式が変更になったり、日程が移行したり、変動的になっている状況です。

受験を希望している方は、情報をしっかりと得て、申し込みを早めにしましょう。


【著者】

伊藤

Javaを研修で3か月学んだ、駆け出しのエンジニアです。
現在は、ベンダー資格を取得するため、勉強を日課にできるよう努力中です。

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