検索

キーワード


【Excel】ピボットテーブルの作り方、使い方解説|見やすい表が簡単に作れる

  • 公開日:2020-10-19 21:02:15
  • 最終更新日:2021-01-25 11:36:26
【Excel】ピボットテーブルの作り方、使い方解説|見やすい表が簡単に作れる

こんにちは、新人エンジニアの田口です。

今回はデータの集計で役立つピボットテーブルについて解説していきます。


ピボットテーブルとは

ピボットテーブルとは、大量のデータを集計したり、分析したりできる機能です。項目を2つ以上作れば、データをマトリクス型に集計(クロス集計)することもできます。

用途としてはSUMIFS関数とよく似ているといえるでしょう。しかし、両者を比較すると以下のような違いがあります。


ピボットテーブルのメリット

・難しい関数や数式を使わずに、簡単に表が作れる

・集計の項目をクリックするだけで変更できる

・SUMIFS関数よりも処理が速い

・見出し含め集計表が自動生成されるため、手作業より楽


ピボットテーブルのデメリット

・元データを変更しても自動で集計表に反映されない

・集計表が自動生成されるため様式を変更しにくい


一番のポイントは見た目です。ピボットテーブルは自動生成される分大きくレイアウト変更することはできないので、ピボットテーブルで満足できない場合は自分で表を作成してSUMIFS関数を使いましょう。


作成時の注意点

ピボットテーブルの作成にはいくつかのルールがあり、元データのレイアウトや保存場所によっては集計できないことがあります。


列名に空欄がある

集計したい元データに列名(見出し)が入っていなかったり、列自体が空欄だったりするとエラーが表示されます。

必ず空欄は埋めておきましょう


元データが複数のシートで管理されている

別々のシートで管理されているデータを集計したい場合、そのままでは計算ができません。

ピボットテーブルで集計するには、一つのシートに表を整える必要があります。


ピボットテーブルの基本操作

ピボットテーブルの基本的な使い方を学ぶため、簡単な集計表を作ってみます。


取引先別・商品別の売上高を集計する

ピボットテーブルを作成する 

①ピボットテーブルを作成したい表全体を選択

②「挿入」→「ピボットテーブル」をクリックし

③ダイアログボックスが表示されたらOKを押す


ピボットテーブルを作成する範囲を選択し、「挿入」→「ピボットテーブル」を選択してピボットテーブルを作成

ここまでの手順で別シートに空のピボットテーブルが作成されました。

ここからピボットテーブルで集計したい項目を追加していきます。


フィールドエリアに項目を追加

ここから先操作するのは、画面右に表示されたフィールドエリアです。

一番大きな枠内に表の見出し(フィールド)が表示されています。

この見出しをクリックすると、フィールドエリア下部にある「フィルター」「列」「行」「値」の4つのボックスに各見出しが移動し、所属ボックスに応じて表が自動生成されます。

また、「行」に移動したフィールドは自動で重複の削除が行われます。


フィールドエリアを表示


表のレイアウトを編集

各ボックス内の見出しは、ドラッグすることでボックス内の並び順の変更や、別のボックスへ移動するなど、表のレイアウトを変更できます。


集計はボックス内の並び順で上が合計、下が小計になるので、現在は「行」ボックスの一番上にある「取引先」別の集計になっていますが、「商品」を上に並び替えることで「商品別」の集計表に変更できます。

また、「商品」を「列」に移動することでマトリクス型の集計表にすることもできます。

このあたりは実際に触って確かめてみるといいでしょう。

表のレイアウトを変更した例


元データに変更が生じた時の対処法

冒頭でも述べましたが、ピボットテーブルは元データに変更が生じても自動で反映できません。

そのため、手動で更新する必要があります。


ピボットテーブル内の任意のセルを右クリックし、「更新」をクリックすることで元データの変更が反映されます。

更新をクリックして元データの変更を反映


 行・列の追加は「データソースの変更」で行う

ピボットテーブル内を選択していると表示される、「ピボットテーブルツール」の「分析」タブから「データソースの変更」を選択し、テーブル範囲を変更します。


例:ピボットテーブルに列を追加する

行・列を追加する前のピボットテーブル


「データソースの変更」をクリック

「ピボットテーブルの移動」ダイアログでテーブルの範囲を再選択


【著者】

田口

元建築・リフォーム営業のエンジニア。現在はDXの需要に合わせてネットワークやクラウド、セキュリティといったインフラ方面の勉強中。

よく読まれている記事
【Excel】箱ひげ図の見方と作成方法について

【Excel】箱ひげ図の見方と作成方法について

こんにちは。新人エンジニアの前山です。Excel グラフの作り方 ではグラフの作成方法とレイアウトの編集について基本的な事項を解説しました。本記事では、Excelで作成できる箱ひげ図の見方とを作成方法についての解説を行います。箱ひげ図とは箱ひげ図とは、データのバラツキ、どの部分に集中しているかなどを「箱」と「ひげ」を用いてわかりやすく表したものとなります。大量のデータを扱う場合、平均とのみを活用す

【Excel】複数条件で判定|AND関数,OR関数を使った条件分岐|IF関数

【Excel】複数条件で判定|AND関数,OR関数を使った条件分岐|IF関数

AND関数、OR関数を使って、IF関数で複数の条件を指定するこんにちは、新人エンジニアの田口です。今回は具体的な例を用いてIF関数の活用場面を見ていきます。主に以下の内容について解説します。・IF関数で部分一致、完全一致の条件指定を行う・OR関数・AND関数説明にあたって、以下の事柄について知識があることを前提とします。・IF関数の基本的な書式・引数など関数に関わる用語本文中でわからないことがあっ

【Excel】グラフの作り方、レイアウトの編集方法

【Excel】グラフの作り方、レイアウトの編集方法

こんにちは。新人エンジニアの前山です。本記事では、Excelでのグラフの作り方とタイトルや目盛線、凡例といったよく使用する機能の解説を行います。データテーブルや近似曲線はあまり使用頻度は高くありませんが、ここぞというところで使用すれば、グラフの品質を1段階上げることができます。グラフの作り方1.グラフにしたい表の選択 2.挿入>おすすめグラフのクリック 3.作成するグラフ種類の選択今回は例として集

【Excel】日付処理の活用例 - 前日、翌日の求め方

【Excel】日付処理の活用例 - 前日、翌日の求め方

こんにちは。新人エンジニアの前山です。前回の記事 ではExcelでの日付の取り扱いと基本的な使い方を記載しました。本記事ではその応用として、任意の日付の前日、翌日日付の求め方と関数の紹介をしたいと思います。関連記事: 【Excel】日付処理の活用例 - 指定した日付までの日数の求め方 【Excel】日付処理の活用例 - 月初、月末の求め方前日、翌日の計算方法前日、翌日日付には主に3つの求め方があり

【Excel】日付処理で使用する関数、シリアル値について

【Excel】日付処理で使用する関数、シリアル値について

こんにちは。新人エンジニアの前山です。本記事ではExcelで使用される日付関連の情報をご紹介します。Excel内では日付はシリアル値という数値で管理されており、仕組みを知れば、柔軟な日付計算が可能になります。また、日付には様々な関数が用意されており、翌日前日、期間、月初、月末、営業日などが求められます。日付についての理解を深めれば日々の業務がぐっと楽になります。シリアル値とはシリアル値とは、Exc