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【Excel(一般)】名前の管理 - Excelの範囲や数式を別名を付け管理する

  • 公開日:2020-09-03 17:38:03
  • 最終更新日:2020-11-19 23:22:05
【Excel(一般)】名前の管理 - Excelの範囲や数式を別名を付け管理する

こんにちは。新人エンジニアの前山です。Excelでの資料作成中に、何度も同じ数式や範囲を入力したことはありませんか?名前という機能を使えばブック内で何度も参照される範囲や数式を利用者にとってわかりやすい名称で管理できます。本記事ではExcelの名前という機能の使い方をご紹介します。本記事ではExcelに備わっている「名前」という機能を簡単にご紹介します。

※この記事はExcel2019を想定して作成されています。


名前とは

名前とはExcelで特定の範囲、定数、数式に固有の名称を付加する機能です。修正漏れを防ぎデータの一貫性を保持したり、数式の可読性を高めるといった効果があります。

それでは以下の活用例を見てみましょう。


活用例

定数の定義

「消費税」という名前を作成し値として1.08を指定すると、「消費税」の文字そのものが1.08として扱われ、計算されます。

もし消費税の税率が変更された場合でも、「消費税」の名前に紐づく数字1つ修正すればブック全体の数字が修正されるため修正漏れを防ぐことができます。

 名前の編集画面

税込価格を計算するセルの式

税込み価格を表示するセルの表示

範囲の定義

例えば以下のような表があった場合、営業ごと、商品ごとの範囲に名前を付けることができます。

名前を付けられた範囲はそのまま合計や平均の関数に利用できるため、数式の可読性が向上します。

 範囲の名前を定義するサンプルデータ

 SUM関数を使った式で範囲の名前を利用した例

 範囲の名前を活用したSUM関数の表示結果


名前の登録方法

名前の登録方法には大きく分けて3種類あります。


1.名前の管理からの登録

数式>名前の管理をクリックします。

 数式>名前の管理をクリック

「名前の管理」ダイアログが表示されるため、左上の「新規作成」ボタンをクリックします。

 「名前の管理」ダイアログ

「新しい名前」ダイアログが表示されるので、「名前」欄に登録したい名前、「参照範囲」に設定したい値を入力してください。

「範囲」は名前を使用できる領域を指定します。初期状態では”ブック”となっており、作業中のExcel全体で使用できます。シート名を指定すれば、名前の使用できる領域を限定できます。

※画像では例として「名前」に”消費税”、 「参照範囲」に”1.10”を入力しています。

 「新しい名前」ダイアログ

「OK」ボタンを押せば”消費税”の名前が登録されます。

以上の手順で”消費税”の名前が計算式で使えるようになりました。

計算式中での”消費税”の名前の使用例


2.名前ボックスからの登録

名前ボックスからの登録は、主に範囲やセルに名前を付けるときに使用する登録法です。

まず、登録したい範囲のセルを選択します。画像では営業1の商品A~商品Iの数字が選択されています。

 名前を登録したい範囲のセルを選択

次に画像左上の名前ボックス欄(上記の画像でC3と表示されている欄)に登録したい名前を入力します。

※画像では例として”営業1”と入力しています。

 範囲名として登録したい名前の入力

名前入力後に、Enterを押すと名前の登録が完了します。

以上の手順で”営業1”の名前が計算式で使えるようになりました。

 


3.範囲選択して右クリック

右クリックからの登録は、名前ボックスからの登録と同じく、範囲やセルに名前を付けるときに使用する登録法です。

まず、登録したい範囲のセルを選択します。画像では営業1の商品A~商品Iの数字が選択されています。

 計算式中での”営業1”の名前の使用例

選択セルを右クリックし、「名前の定義(A)…」を選択します。

 

「新しい名前」ダイアログが表示されます。初期値として「名前」欄に選択した範囲のヘッダー名、「参照範囲」に範囲選択したセルの範囲が入力されます。

 登録したい範囲のセルを選択

「OK」ボタンを押せば”消費税”の名前が登録されます。

以上の手順で”消費税”の名前が計算式で使えるようになりました。

 選択セルを右クリックし、「名前の定義(A)…」を選択


【著者】

前山

システムエンジニアや病院事務などの職を経験し、Java、VBA、SQLなどを使用してきました。
元々はゲームが作りたくてプログラミングを始め、C言語とDirectXを勉強しましたが、今ではプレイ専門です。

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