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【IT講師紹介】自分も受講生も楽しんで学べる環境作りを目指す!講師視点から現場をリポート! #東京ITカレッジ

  • 公開日:2020-05-17 23:31:40
  • 最終更新日:2020-05-17 23:31:29
【IT講師紹介】自分も受講生も楽しんで学べる環境作りを目指す!講師視点から現場をリポート! #東京ITカレッジ

2019年10月に本格始動を開始した教育事業部。
2020年4月に新たなプロジェクトとして『新入社員向け研修授業』をスタートしました!
そこで今回は、実際の授業をスタートした感想や来期に向けた課題などについて、講師として研修を進めている山崎さんにお話をお伺いしました。


▼急遽のオンライン授業開始となりましたが、いかがでしょうか?

『新入社員向け研修授業』をスタートして僅か3日で『緊急事態宣言発令→オンラインへ完全移行』、というタイトなスケジュールだったため、不安でいっぱいでした。
【直接同じ空間で目線を合わせて話が出来ない事】に対しては、正直抵抗すら感じていましたが
今はオンラインならではの良さも組み込みながら、授業を進めています。


▼オンラインで授業を進める中で工夫している事・気を付けている事はありますか?

工夫した事は、発言前に名乗らない事。
本来『オンライン研修授業』において、参加者が発言する際は、
発言前に自分の名前を宣言してから発言するのが基本なのですが、あえてそれはやっていません。

と言うのも、最初のイントロダクションでお会いした際に、今回参加していただく受講生のタイプが把握出来ていたからです。
『発言出来る・出来ない』、『講義についてこれる・ついてこれない』、
そして『積極的なタイプ・消極なタイプ』と、人間なので、人それぞれ『個性』があります。
積極的な質問や意見であれば迷いなく発言してくれる事が多いのですが、
「こんな事聞いていいのかな」「これを聞いたら他の人の手も止めてしまうのではないだろうか」等、消極的に考えてしまうタイプの方の場合、もともと聞きにくい事にプラス自分の名前を宣言する必要がある事で、更に発言しにくくなってしまいます。
未経験者の研修を扱っている以上、理解度に差があるのは当然ですが、
周りよりも自分が遅れている事を改めて自覚してしまうと、発言しにくくなってしまう。
気持ちも分かりますが、まだまだ序盤。
この段階で分からない事があった場合、この後の授業内容から完全に取り残される事になってしまう。
厳しくいくのであれば、それらを含めて『社会人』としての立ち振る舞いの勉強として、割り切ってしまうのも1つでしたが
今回は『まずは発言をする事』を第一に、分からないままで終わらないよう、話しやすい・相談しやすい環境作りを優先しました。

その辺りの『社会人』としての厳しさは、授業の中でも話題にあげていますが
現場に出てからでも十分学べるかなと。
『分からない事はその場で聞く』『一度聞いた事はメモして同じ質問はしない』
…当たり前の事に聞こえますが、こちら側が当たり前だと思っていても
授業を受けにきてくれている皆さんにとっては、当たり前ではないかもしれない。
だからこそ、プログラミング以外の事・私自身が現場経験の中で得た事などは、雑談のようにフランクに伝えるようにしています。

気を付けている事は、「ここまでの内容は大丈夫ですか?」の問いかけを多めにする事。
顔が見えれば表情から察する事が出来るので、その都度補足説明をするのですが、オンラインでは表情が見えない分
こちら側から拾っていかないといけないので、対面式よりも発声量が増えているんじゃないかな、と思っています。
受け身ではなく、自分から率先して動く、これに尽きますね。


▼オンライン研修授業で困った事・良かった事を教えてください。

授業内容に関する質問であれば、困った事はありませんが、
「パソコンの基本的な操作について」質問が出てくると、困った事がありました。
オンラインでも、受講生の画面を共有してから制御を受け取る事でリモート操作が出来るのですが、
それ以前の質問の場合は会話から解決を導き出さなければなりません。
パソコン自体のスペックが問題なのか、何かインストールされていないアプリケーションがあるのではないか等
様々な可能性が出てきます。
何に困っているのか突き詰められない場合は
「もしかしてそのパソコンは○○がインストールされていないんじゃないか」
「似た質問がネットに上がっていたからURL送ります」等、受講生全員で謎解きが始まります。

対面式であれば、即解決出来る内容も、オンラインだと見えないものに対して、想像をして具現化をして導き出して…
遠回りで問題を解決しているケースもあったりします。
この辺りはオンライン研修授業の歯がゆい部分ですね。

良かった点としては、コミュニケーションツールとして「Slack」を使用しているのですが、
話すよりも文字打ちが得意な受講生にとっては、非常に使いやすい様子。
実際、コーディングの細かい部分の質問であれば、Slackのメッセージ上でレビューを行い、そのまま指摘が可能なので
会話をするよりも効率が良いですね。履歴も残せるので、この日・この時間に「こんな話をしていたね」と復習にも繋がります。
LINEやTwitter・Instagram等、音声よりも文字で残す事に慣れている世代の受講生が多いので
ツールの使い方の飲み込みも速いし、使いこなしている方も目立ちます


▼手応えはいかがでしょうか?

手応えは半々くらい、ですね。
節目に理解度テストを行っているのですが、点数は講義中の反応に比べ「やや低い」というのが現状です。
自分の点数は受講生自身にも見えるので、理解度テストをキッカケに【復習の重要性】に気付いてもらえたら良いと思います。
研修に参加しただけで全てを吸収出来る人は、ほぼいません。
復習を武器にして、脅威の成長を遂げてくれている受講生が現れる事を期待しています!

色々と想定外の出来事もありますが、全体を通してやりがいを感じています。
オンライン研修授業中にも「1週間前の自分と比べてみてください」と何度か言っているのですが
進むスピードに個人差はあるものの、皆さんしっかり成長してくれています。
そうなってくると、私も楽しくなるもので。
時には広く・深く、入門者向けの範囲を超えたものも交えてお話をする機会も増えてきました。


▼今後の展望について教えてください。

もちろん研修授業の内容に自信はありますが、私自身の初講義、そして初オンライン研修授業など
手探り状態で進めている部分もあります。まだまだ始まったばかりですが、既にいくつか改善点を見つけ
可能な範囲で改善を進めています。

これから参加人数が増えていけば、今回のように全てをこちら側で拾うスタイルは、確実に難しくなります。
もちろん、規模に関係なく全ての受講生に対して、完璧な個別サポートを実現出来れば最高ですが、
3ヶ月というタイムリミットがあるため、ある程度の割り切りが必要になってくると思います。
『ついてこられない受講生を切り捨てる』という事ではなく、『別の形でサポートを考える必要がある』という事です。
そういった課題や、こちら側のリソースを含めて、非常に良い経験になっています。

そして順番を間違えがちですが、まずはこちら側の品質をあげる事です。
焦って規模拡大ばかりを狙ってしまうと、受講生の満足度につながりません。
『研修内容の品質向上→満足度上昇→規模の拡大→フィードバックによる品質向上』
教育事業の根本は、人材育成による社会貢献だと考えています。

そこに『自分も受講生も楽しんで学ぶ事が出来る環境』を実現出来れば、とても素晴らしい事ですね!
実現に一歩でも近づけるよう、教育事業部メンバーと受講生の皆さんと今日も楽しく学んでいきます。


【著者】

秋山 知里

1986年生まれ。採用担当専任から、新しくライター業務を兼任する事になりました。
採用関連の事や、ライター業務の中で得た事もアウトプットしていきたいと思うので、初期からの成長も見守っていただければと思っています!
▽備考:千川Beach V・新宿バティオスによくいる/推し:ちあきホイみ様/色は紫が好き/あつ森ライフは継続中